乳液・クリームの選び方・正しいつけ方

乳液・クリーム

齢とともに低下していく肌の水分・油分を補い、紫外線などの外的刺激から肌を守るのが乳液・クリームです。

この記事では乳液・クリームの役割とはなんなのか、乳液・クリームの選び方、正しいつけ方についてご紹介します。

乳液・クリームの役割

乳液・クリームは、

  • 肌に油分を与える保湿効果
  • 化粧水などの水分の蒸散を防ぐ「フタ」としての役割
  • 肌を柔軟に保つ働き

という3つの役割・働きによって、肌のバリア機能をサポートします。

現代は紫外線や大気汚染など外的環境の悪化や、クレンジングの洗浄力が上がったことによる肌の乾燥・バリア機能の低下が心配されます。

この意味でも、肌のバリア機能を高める乳液・クリームの役割は高くなっていると言えるでしょう。

乳液・クリームの違い・選び方

乳液はスクワラン、オリーブオイル、ホホバオイル、シリコーンオイルなどの流動性油分が多く含まれています。

固形成分やロウ類などがクリームよりも少ないため、みずみずしくて肌へのなじみが良いのが特徴です。

クリームは乳液よりも油性成分が多く、保湿効果が持続することが期待できます。
こっくりとしたテクスチャーで皮脂分泌量が少ない人に向いています。

乳液・クリームを選ぶ際にチェックしたい成分には次のようなものがあります。

保湿成分

保湿成分としてチェックしたいものには、

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • 尿素
  • グリセリン

などがあります。

脂性肌の人など、さっぱりした仕上がりが好みの人は乳液を、乾燥肌の人や、より保湿を重視する人はクリームがおすすめです。

美白成分

美白成分としてチェックしたいものには、

  • コウジ酸
  • アルブチン
  • トラネキサム酸
  • ハイドロキノン

などがあります。

保湿力にも注意して選びましょう。

エイジングケア成分

エイジングケア成分としてチェックしたいものには、

  • レチノール
  • コラーゲン
  • ビタミンC誘導体

などがあります。

乳液・クリームの正しいつけ方

  1. 適量の乳液・クリームを手のひらにとります。
    硬めのクリームは手のひらの体温で温めてゆるめてから塗ります。
  2. 顔の中央から外へと乳液・クリームを広げます。
    目もと・口もとなど、乾燥が気になる部分には重ね付けを。
  3. 仕上げに手のひら全体で顔を包み込むようにハンドプレスし、肌にしっかり浸透させましょう。

脂性肌の人はTゾーンには少なめにするようにしましょう。

またスキンケア後には就寝するだけという夜のケアと、スキンケア後にメイクをする朝のケアでは、タイプの違う乳液・クリームを使い分けるのも効果的ですよ。

30代からは必須!美容液をつける順番とつけ方

美容液

加齢とともに様々な肌悩みが増えてきますよね。

  • うるおいが感じられなくなってきた……
  • シミが目立つようになってきた……
  • シワ・たるみが気になる……
  • くすみや毛穴の詰まりが気になる……

そんな悩みをケアするのが美容液です。

美容液の役割

美容液は、「化粧水と異なって粘度があり、保湿機能とともにクリームや乳液のようなエモリエント機能を持つもの」と定義されています。

保湿や美白、ハリ・弾力、エイジングケアなどの美容効果を得ることを目的として、それに必要な美容成分が配合されています。

美容液で改善が期待できる悩みには、

  • シワ
  • くま
  • 毛穴
  • ニキビ・吹き出物
  • たるみ
  • くすみ

等があります。

美容液の選び方

美容液は上述のような肌の悩みに合わせて選ぶのが基本です。
悩みが複数にわたる場合は、多くても2つにしぼって選ぶようにしましょう。

それ以上になると有効成分の働きが分散してしまうため、しっかりと効果が発揮されなくなってしまいます。

また肌の生まれ変わりは1ヶ月単位。
なので美容液は1ヶ月は使い続けるようにすることが大切です。

使い初めに効果が感じられないからと、すぐに別のものに変えるのはもったいないですよ。

美容液をつける順番

美容液はクレンジング・洗顔で肌を清潔にし、化粧水で整えた後の肌に使用します。

美容液の後には乳液やクリームを使い、美容成分を閉じ込めるようにしましょう。

美容液のつけ方

量が少ないと効果が得られないので、美容液はたっぷり使うようにしましょう。

  1. 美容液を手に取り、顔の中央から外側に向かって伸ばします。
  2. 美容液を伸ばすときには、力を入れすぎずやさしく。
  3. 最後に両方の手のひらでしっかりハンドプレスして、美容成分を肌に浸透させましょう。

注目の美容成分

幹細胞コスメ

幹細胞というのは、分裂して自分自身のコピーを生み出す機能=自己複製能と、自分とは異なる細胞を生み出す機能=分化能を持つ細胞のことです。

人の肌には「表皮幹細胞」と「真皮幹細胞」が存在し、肌のターンオーバーに重要な働きをしたり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作る働きをしたりしています。

幹細胞コスメは、

  • 植物由来の幹細胞成分を使ったもの
  • ヒト幹細胞を培養した成分を配合したもの
  • 「表皮幹細胞」、「真皮幹細胞」に直接働きかける成分を配合したもの

などがあります。

美肌菌配合コスメ

美肌菌というのは肌に存在する皮膚常在菌のうち、肌のうるおいを保ち外部刺激から肌を守る働きをする善玉菌のことです。

美肌菌コスメには、肌に存在する美肌菌の栄養分になる成分を配合したものと、自分の肌から美肌菌を採取し、それを培養して増やし、化粧品に配合したものがあります。

肌に水分を補う!化粧水の役割と正しいつけ方

化粧水

クレンジング・洗顔後の肌はどんどん水分が蒸発する状態。
そのまま放っておくと乾燥や肌荒れを招いてしまいます。

洗顔後はできるだけ早く化粧水をつけて、肌に水分を補いましょう。

化粧水の役割

洗顔後は肌の保湿因子も洗い流されてしまいます。
肌の角質層をやわらげ、洗顔後の肌に水分を補給するのが化粧水の役割です。

肌が柔らかくなると次に使う化粧品の浸透性も高まります。

日本人は清潔好きで、洗顔もスッキリ洗いあげるのが好きです。
それだけ肌の水分も失われているわけですね。

また日本人の肌は表皮が薄く、水分保持能力は低め。
洗顔後は化粧水でしっかり水分を補給したいですね。

化粧水にはどんなタイプがある?

柔軟化粧水

一般に化粧水というとこのタイプが多いですね。
保湿成分が皮膚をやわらげ、みずみずしいうるおいのある肌をキープします。

収れん化粧水

収れん作用(毛穴の引き締め)や皮脂の分泌を抑制する作用を持つ化粧水です。

脂性肌の人や、Tゾーンへの部分使いなどにおすすめです。

ふきとり化粧水

軽いメイクを落としたり余分な角質を取るための化粧水です。
界面活性剤も含まれています。

化粧水の選び方

化粧水にも美容液のように、様々な美容成分が配合されたものが多くなっています。

上述のように日本人の肌は水分保持能力が低いので、どのような保湿成分が配合されているかをチェックするようにしましょう。

セラミド

水分と油分を挟み込んでキープする特性があるのがセラミド。
最強の保湿成分と言われています。

ヒアルロン酸

1gで6リットルの水分を保持する能力があると言われています。
セラミドに次いで高い保水能力があります。

コラーゲン

肌の弾力・ハリをキープする働きがあるのがコラーゲンですね。
セラミド・ヒアルロン酸と比較すると保湿力は落ちます。

ビタミンC

高い抗酸化作用を持ち、広く肌の悩みに対応する成分です。
APPS(ビタミンC誘導体)配合のものがおすすめですよ。

化粧水の正しいつけ方

  1. 適量(500円玉大)の化粧水を手に取ります。
    シャバシャバ系の化粧水は1/2の量を2回に分けて使います。
  2. 顔の中央から外側へと化粧水をまんべんなくなじませます。
    乾きやすい部分は念入りに!
  3. 最後に手のひらで化粧水を押し込むようにハンドプレスします。

コットンでつける場合は?

コットンで化粧水をつけると、肌全体に均一に伸ばしやすいというメリットがあります。

しかし強くこすると、摩擦によって肌への刺激になってしまうというデメリットも。

肌への摩擦を避けるためには、コットンがヒタヒタになるまで化粧水を染み込ませて使うようにしましょう。

(このため、手でつける場合と比べて化粧水の使用量が多くなるのもコットンでつける場合のデメリットと言えるでしょう)